おしゃれ女子がこぞってやってる「ウェットヘア(濡れ髪)」って?
「ウェットヘア」とは、まるで濡れているみたいな湿った状態を、ワックスやオイル、ジェルで作ったヘアスタイルのこと。髪全体ではなく、毛先だけや部分的にウェット感を出したスタイルは、「セミウェット」と呼ばれています。女っぽさやこなれ感が出るだけではなく、束感が出せるのでアレンジしやすく、まとまりやすいのが特徴です。
パサついた髪でも簡単にツヤ感が出せるのはもちろん、ボリュームヘアを落ち着かせるのにもぴったり。それでいて、おしゃれに見えるなんて、やらない理由が見つからないですね!
「ウェットヘア(濡れ髪)」を作るのにオススメのスタイリング剤
「ウェットヘア」を作るには、ワックスやオイル、濡れ髪専用ジェルがオススメ。中でも簡単に手に入って、コスパも良いのがこちら。
・ベビーオイル
「ジョンソン・エンド・ジョンソン」のベビーオイルはもっとも定番! もともとは赤ちゃんのためのスキンケアオイルですが、実はウェットヘアを作るのにとっても適しているんです☆ 近くのドラッグストアなどですぐに手に入るのもうれしい! 他に、100円ショップで扱っているミニサイズのベビーオイルもあるので、小さいサイズでまずは試してみるのもアリ。
<スタイリング方法>
- 髪を半乾きの状態にする。
- 少量を手にとって、毛先からつける。
- 束感を出すように揉み込む。
- 手に残ったオイルを前髪につけて整える。
・ウェットヘア用のワックス
ナチュラルなツヤ感と束感が欲しい人には、ワックスがオススメ。手にとると体温で徐々に溶けていくタイプのワックスを選びましょう。「ザ・プロダクト」のワックスは定番。
また、「LUVCA」も”適度なツヤ感が出て使いやすい”とitSnap出演モデルの間でも大人気。
<スタイリング方法>
- 手のひらに少量とり、溶かすように伸ばす。
- しっかり溶けたら、毛先から揉み込む。
- 髪の毛の内側から手を入れて、全体に揉み込む。
- 手に残った少量を前髪につけて整える。
「ウェットヘア(濡れ髪)」を作るときのポイントと注意点
「ウェットヘア」は簡単に作れますが、いくつか注意したいポイントがあります。これさえ気をつければ、おしゃれニュアンスをキープできるので覚えておいて!
・髪の根元につけすぎないこと!
まず一番気をつけたいポイントは、根元にスタイリング剤をつけすぎないこと。根元がベタッと見えると、シルエットもきれいじゃないし、髪を洗っていないような不潔な印象も与えてしまいます。
・前髪には少量でOK!
前髪には、手に残った少量を最後につけるくらいがベスト。多くつけすぎると、束が大きくなってしまい、バランスが取れなくなってしまいます。
・スタイリング剤は毛先からつける!
スタイリング剤をつけるときは、とにかく毛先からつけましょう。髪の表面に上からつけると、全体的にペタンとつぶれてしまい、ニュアンスが出ないので注意しましょう。
【長さ別】トレンドの「ウェットヘア(濡れ髪)」カタログ集をつくりました
「ウェットヘア」はショートからロングまで、髪の長さに関わらず、どんなヘアでも楽しむことができます。長さ別にトレンドヘアスタイルをご紹介するので、ぜひ参考にしてください♪
<ショート>
空気感のあるボーイッシュショート
ゆるく巻いて毛先に動きをつけたら、毛先を中心にオイルでウェット仕上げ。ふんわり空気をふくませるように、エアリー感を出すのがポイントです。前髪は少し目にかかるくらいでサイドに流します。
センターパーツのセミウェットヘア
センターでラフに分けたショートヘア。分け目がペタッとならないようにトップにボリュームをキープして。ランダムに動きをつけた毛先に、少しだけワックスをつけてセミウェットに。顔まわりを隠すことで、小顔効果も狙えます。
外ハネで遊ばせた耳掛けスタイル
LUVCAで毛先と前髪をウェットにしてメリハリをつけた外ハネヘア。ウェットにすることで、耳にも掛けやすくなり、アクセサリーもばっちり映えます♡ コテで巻いた毛先のカール持ちも良くなるので、1日中朝のセットをキープできます!
やわらかな質感を残したふわゆるショート
全体的にワックスを揉み込んで、カールを強調したふわゆるショート。カールの束感がやわらかさと女性らしさを演出しています。前髪はサイドに流して大人っぽい印象に。
顔まわりをすっきり見せる帽子アレンジ
帽子からのぞかせた毛先を散らして動きをプラス。帽子×耳掛けヘアでフェイスラインをすっきり見せ♡ 前髪は根元を少し立ち上げて、クールでキリッとした雰囲気に仕上げます。
<ボブ&ミディアム>
ラフでナチュラルなクセ毛風ボブ
クセ毛風のウェーブがおしゃれ感たっぷりのボブ。オイルとワックスをしっかり揉み込んで、全体的にウェットな質感を。前髪にも束を作っておでこを透かせることで、軽やかな表情に。
ストレートの美しさが際立つレイヤーボブ
オイルとブローで丁寧に仕上げたストレートヘアは、エレガントで大人の余裕を感じさせます。根元の立ち上がりとレイヤー部分に束感を作れば、脱コンサバなストレートスタイルの完成です。
簡単すっきりオールバックスタイル
ミディアムヘアでも簡単にオールバックが叶うのは、ウェットヘアのおかげ♡ 根元をしっかり立ち上げて、生え際から髪の流れを作ります。逆に毛先はドライのままにして、バサッと抜け感をキープします。
リラクシーで無造作感のあるヘアに
毛先をわざと散らして、リラクシーで無造作感のあるセミウェットヘアに。ボリュームを残した立体的なシルエットは、海上がりのようなラフな仕上がりで、程よいアンニュイさを演出してくれます☆
ベレー帽を合わせてマニッシュに
ファー素材のベレー帽からのぞくウェットな質感が対照的でグッドバランス。全体的に束感をしっかり出して細かくニュアンスを調整して。前髪もウェット仕上げて、おでこまわりもすっきりと!
<ロング>
ツヤ感たっぷりの黒髪ロング
正統派の黒髪ゆるウェーブはとにかく好感度高め☆ 毛先のワンカールにオイルを揉み込めば、ツヤも出ておしゃれ感もプラス。均等に束を作った前髪カールが、計算されたハイクオリティなシルエットを叶えます。
重めロングはカールでボリューム調整
ボリュームのある重めのロングスタイル。毛先はしっかり巻いて、オイルで濡れ感を出せばニュアンスがプラスされて軽やかに変身。秋冬にマネしたい、しっとりとしたイイ女風に仕上がります♡
ハイトーンでもパサついて見えない!
三つ編みをほどいたようなゆる巻きヘアは、ハイトーンカラーで外国人風に。程よく束感を出して、ルーズすぎないナチュラル感をキープ。ハイトーンでもパサついて見えないのが、ウェットヘアのいいところ☆
ラフにまとめたゆるふわアレンジ
髪全体をゆるく巻いて、オイルでウェットなベースを作ったら、手ぐしでラフにひとつにまとめます。毛先を引き出して、わざとルーズなシルエットに。後れ毛にも濡れニュアンスをつければ、こなれローポニーの完成です!
オレンジヘアがゆれるハットスタイル
オレンジ色のブリーチヘアとトレンドのヒョウ柄がマッチ。クセ毛風のゆる巻きヘアを、両耳に掛ければピアスの存在感も大幅アップ! メイクのトーンも揃えて、統一感のある暖色スタイルに。
いくつかのポイントをおさえるだけで、どんなヘアスタイルでも簡単におしゃれを楽しめる「ウェットヘア」。乾燥でパサつきが気になる季節にもオススメです。静電気でまとまらないヘアの救世主にもなるかも。今回紹介したスタイリング剤やポイントを頭に入れて、おしゃれウェットヘアにぜひチャレンジしてみてね♡